どうも、ずいぶんと更新頻度が開いた気がしますね。
気ではなく確実にそうなんですけど。
2020年もあとひと月を残すのみ、年の瀬が近づいて参りました。
思えば今年は近年まれにみる激動さでした。
世間的にはオリンピックの開催年でフィーバームードの中流行りだしたウイルス。
それによる経済崩壊や新生活様式への移行など、近代社会の歴史の中では今までになかった大きな転換点を迎えているなあという年です。
私個人も激動でした、卒論に追われる日々から解放されたと同時にデレ7thのライブ、その直後にコロナ。混乱のまま社会人生活がスタート。会社もなかなか馬が合っておらず来年度末をめどに転職を決意し、今は社会人の基礎を実戦の中で学んでいるところ、疲労の中癒しになるライブやコンテンツは次々中止に。途方に暮れていました。
そんな世間も個人も激動の日々で、だんだん心身共に疲れ果ててきまして、まずは心の癒しというものが欲しくなりました。
「あたらしい生活にはもう慣れた?」
そんな文が入った手紙を彼女にもらって、英気を養いたかったものです。
まぁ彼女はいなくても、せめてそう言ってくれる人だけでも...
今年度、一度もライブに行けないのかなと少し残念な気持ちでここまで過ごしてきました。もともとは多くのライブに参加する予定でした。ミリ7th、もち、アニサマetc...どれもこれもすごく楽しみにしていたものが全部無くなり、もう笑うしかなかった。
もちろん配信ライブなど、エンターテイメントに触れる機会はこれまでと変わらない頻度だったんですが、生となると話は別で、規制緩和もままならないんだろうなあと。
それでも、手紙のセリフを言ってくれる人に会うことが出来ました。
麻倉ももさんのライブ、Agapanthus。
そもそもはツアー予定だったものが無くなり、同名のライブとして今回規模を縮小してどうにか開催に漕ぎつけてくれました。
新型式のライブということで声出しは禁止、手の高さも制限され、無論立ち上がることも禁止。こんな制限だらけのライブでどう楽しめと!?でも言うような制限事項のオンパレードでしたが、とはいえライブはライブ、今流行りの配信ライブではなく「現地」という概念が存在するライブなので、前々から言っているような「ライブに行くまでの楽しさ」はこれまでと変わらずに味わえたところは嬉しかったし、何よりもちに会えますからね、この情勢下で著名人に会う機会があるだけでも幸せなことでしょう。
そこは本当に感謝しないといけないところかと思います。
実はここだけの話、ライブに対するモチベーションは皆無でした。それはそれは過去最高に無かった。普通に興味が薄れ始めていたと言うところ、そして何より声が出せないってそれライブやる意味あるの?と、私からしたらそう呈したくなる訳です。
まぁその、トラセのファンクラブ(?)には入ってもいないのにライブに連れてってもらってること自体不思議なんですけどね、それでいてモチベがないってどんだけ失礼なん?って話ですよね()
さらに言えばここ最近はコロナ関係なく全般的にライブに対するモチベーションは前日まで無かったので、その感覚には慣れていたんですけど、それを差し引いてもモチベーションは低かったですね。
そんな中で当日を迎えてしまったわけですが、レンタカーで行ったこともあり行動に自由があるので、午前中はスーパー銭湯に行ってました。またこれが良いんですよ、オタクはライブ前に風呂入れってやつ。いや本当に。風呂入ってる間はもう今日はこれでいいかな~なんて思う始末。どこまで失礼なんだろう。いっぺん地獄行け。
リフレッシュしてライブに向かいましたら、人の多い幕張メッセが。ちょっと感動したものです。幕張メッセにはもう毎年のように行ってましたけど、今年はもう無理かなあと思っていたのでいざ足を踏み入れるともうね、ええ。
それでも今までの中では最も人が少なく感じましたよね。流石に人数も絞られていたり、平常時と比べればそりゃ人は多いけれど、本当に多いときと比べればその差は明らかでした。
まず入って驚いたのは階段を上がらないと人に出会わないということでしょうか。もうそこで人の少なさを実感(君さっき人多いって言ったよね)
物販もこれまでとは異なり、整理券の取得が必須になっていました。それを利用した事前の購入リスト作成、支払い方法の選択があり、さながらネットショッピングのように物販を楽しむという方法が採られていました。私はクレジットカードにしたんですが、情報を登録すれば、現地で受け取りの時にはカードを出さずにリスト情報の乗ったQRコードさえかざせば、商品が運び込まれて支払いが完了するというハイテクさ。
ちょっと気を付けたいのは、リストに登録したからと言って押さえたということにはならず、受け取りに行ったら売り切れていたという可能性も起こりうるという所でしょうかね、実際Tシャツを買ったところ私が最後だったようで、事前物販ではないから別に人数分確保されているわけではなかったということでした。整理券の時間が早い方が良いに越したことはないということの裏付けです。
社会人にはならないほうがいいですね、物販も際限なく買いそうになりました。結局10kくらい使ったけど。麻倉ももさんのグッズが僕には乏しかったからしょうがない。モモブレード(?)と、福岡で販売の予定だったタオル、横浜で販売の予定だったTシャツ、それにライブタオルとマスク買っときました。僕にしては買った方です。
入場まで時間がありましたから簡単な昼食と買い物を済ませてからいざ入場ということになりましたけど、17時過ぎですかね、そのころにはいつもの雰囲気というか、人でごった返すという感じになっていました。今更密なんて言葉は通用しない雰囲気でした()
外でしたので三密のフルコンボはしていませんから(密閉ではない)まあいいのかなと。
入場ゲートには様々な持ち込み禁止物が書いてあるのですが、昨年のライブ と同様に手荷物検査は全くありませんでしたから、持ち込めば持ち込めるような状況でした。まぁ感染拡大防止っていう側面もあるといえばあるんでしょうけど、だったら去年やらなかった理由は?ってなるので、とりあえずミューレ関連はみんな手荷物検査はないっていう認識でいいんでしょう。張り紙の意味よ...
なんなら去年は「改造ペンライトはお持ちでないですか」と入場時に聞かれていたんですが、それすらありませんでしたからね。
まぁ代わりと言っちゃなんですが、政府の出しているアプリ、COCOAのインストール確認はされました。僕の場合は会社でインストールを推奨されたので入れていたんですが、他には野球場でもインストール確認を受けましたし、人の集まるところに行くならば必携かと思います。とはいえ、実はあれBluetoothをオンにしてないとほぼ意味がなくて、大体の人はそうではないと思うので、単にインストール確認だけではあんまり意味ねえんじゃねえかなという所が僕の本心です。
さて入場と行きますか。
入場はスイスイ行きましたよ、何せチケットも電子になりましたし、いちいち剥離する作業が無くなりましたからとても楽です。人も半分しかいないのでコンコースもあっさり通過できました。
まぁなんというか人の運にあやかるのが得意な私はまたもアリーナ席を引き当てましてね、最前ブロックなのは分かっていたんですが実際座ると近い近い、人も間隔をあけているので、席に座った感覚としては今までのライブで一番良かったです。多動オタクにとってはこの上ないありがたさです。収束後もやってくれ()
席の配置自体は敷き詰められていたのですが、飛び飛びで欠番になっておりまして、そこには必ず人が座らないようになっていますので、ほぼほぼ荷物置きとして使わせてもらいました。一応名目上は小梅Pとの2連番なので、間の席でね。
開演までの間、もちょが呼び掛けていたみんなで踊る動画、私も見まして一生懸命覚えてました。なんかラジオ体操のテレビ版?でよく見る光景みたいだなって一人でハマってました(座ってできるアレ)
ひとフレーズ覚えるのにも苦労する年頃になってきましたけど、まだまだ体のキレはあるかもなと少し嬉しくなりながらでした。何せ人が少ないことは何度も言及してましたけど、通信速度が安定しているんですよね、約半減している分輻輳しないので動画視聴なんかも結構快適でしたヨ。あ、ちゃんと言っておきますけど館内録音や撮影はしてませんからね、念のため。世の中どんな人がいるかわからない()
見て!もちょが踊っているよ かわいいね
オタクたちが踊り始めるのでもちょは踊るのをやめてしまいました
お前らのせいです あ~あ
開演後はもうその尊さというんでしょうかね、ライブのコンセプトにぴったりハマっていたことと、感動からか?もちょの声が上ずって泣いてる感じになっていたのを見て僕の意識もだいぶ遠のきました。
初手はプロジェクションマッピングの関係で薄いレースカーテンのような幕の後ろにもちがいましたので、何にも理解していない僕は「これもコロナのせいなのか...!」と勝手に解釈しておりましたら2曲目のスマッシュ・ドロップからバッと外れましたので少し安心したのは今でも鮮明に覚えております()
どうも初手にライブタイトル曲を歌うのは比較的珍しいらしく(?)、ミューレ経験の浅い僕は「そりゃアガパンサスだもんなあ」なんて思っていましたけど、まぁそういうことらしいです。
スマッシュ・ドロップに戻りますと、割とダンサーが可愛かったのも覚えてます。黄色の子可愛いなあ~なんて思っていたら、「やっぱりピンクの子が可愛いなあ、あれ、それもちょか」なんてくっだらない脳内会話もありまして。とりあえずあの衣装は可愛かったです。もちょ感ばっちり。
カラフルなんかは、踊っていましたから楽しかった。カラオケでソロライブ(??????)やるためにTrySailの曲死ぬほど聴いて覚えた時は「もちょのソロくらい歌え」っていう勢いもあっていろいろ聞いていたんですが、結局初めて歌ったのはこのカラフルだったのでちょっと感慨深いなあと思いながら聴いてました。
もちの曲はそういう経緯もありましてしっかり全部聴いてましたので今回のライブに対して予習はしていなかったのですが、いざライブの爆音下で聴くと新たな視点を得られる曲は多かったもんです。特にトキメキシンパシーはそういう感じでして、楽しい曲が好きな私は、これを歌って踊るもちを見て多幸感に溺れたのは言うまでもなかった。
ユニットの時とは違ってソロになるとコールの入らない曲が割と多いんですが、こういう形式のライブだからこそじっくり聞けるなあと思っていました、まぁこれは前から思っていたことで実際に行ってみてその考えを確信したところですけど、「"さよなら"聞いて。」から「今すぐに」あたりまでは純粋にもちと音楽を感じるゾーンとして深いところまで入り浸ったかなという印象。
とりわけTwinkle Loveは死ぬほど可愛かった。もちはあの曲中なんて書いて封筒にしまったんでしょうね。ご想像にお任せします。
そうそう、前の方にいても全てが良いわけでもなくて、縦長のステージですから移動する訳ですね、であれば後ろの方にも行く訳で、そうなれば逆にこっち側は遠くなるので体を大きくひねる必要があると。そうするとまぁ腰が痛いのなんの。座りっぱなしということもあったので、後ろの方に行っちゃった時はほぼ諦めてモニター見てました。
そしたら椅子に座るカメラ目線のもちが現れてきちゃったもんで、思わず目線外しちゃいました()
Good Job!、もう名の通りですよね、👍
去年のライブ、Odysseyの何日目だったかなあ、多分2日目だったと思いますけど、「っだあきたあああああ!!」って思ったんですよ、それくらい大好きな曲で。今回は口には出せなかったんですけど身振り手振りでその感情を吐露してました()
ホントに好きなんですよ、こういうアップテンポで心地いいコーラスと掛け合いのある曲。完璧です。また聴けるなんてねえ、嬉しくて泣きそうでした。僕ももちにアイスクリーム食べさせてもらいたい。
もうGood Job!来たらアップテンポ祭り。これで声が出せたらどれだけ楽しかったろうかとは思いますけど。それでももう座ったまんま多動の限りを尽くしてました。普通に聴くのとは違うじゃないですか、ねえ、目の前にもちがいて爆音ライブ音響で体に音の粒をバシバシ当てながら聴くんですよ、もうこのあたりで前日までのモチベの無さはぶっ飛んでました。
秘密のアフレイドなんてのは割と前衛的でいい楽曲ですよね、と言ってもTrySailの三人だったらなんだかんだもちしか歌えなさそうな感じ。歌詞も関係してるのかな。僕あんまり歌詞は考えない人なんですけどね。ノリがいい曲なのでずっと体揺れてました。全身で聴く、これこそライブ。THIS IS IT.
あの班分けして手拍子やったのは何だったんでしょうね、ああいうコーナーだったのかそれとも僕が無知なだけで楽曲のどこかでやるリズムなのか。中居君譲りのリズム感なら負けないぜ!の精神で楽しみました。
とかくShake it up!は超楽しかった。このライブのハイライトですね僕的に。アルバム買った時からこの曲は結構ローテしてました。この軽快なリズム、コード、ノリの良さ。全部が上手く調和してます。最高。これに関しては事前レクチャーがなかったのでライブでのレクチャーでしたけど、僕バドミントンやってたからなのか回内運動がものすごく早いらしく、電話のポーズして手首を回す振り付けのところ、小梅Pに驚かれました
。
まぁグルグル腕を回すところは皆さんお上手でしたね、何とは言いませんけどね()
サビの部分の振り付けだったんですが、それが終わっての間奏の部分の振り付けも可愛かった。小島よしおみたいだけど。ウェ~イwww
こっからラストスパートって感じでFanfare!!やって新曲で〆。いい流れじゃないですか。満足感すごいですよもう。しっかり妄想メルヘンガール踊れましたか皆さんは。僕は何とかうろ覚えで踊ってました。練習時間20分!ある程度パターン化されていたのでひとたび覚えてしまえば芋づる式に思い出すってな要領で踊れましたけど、最後の右手を頭の後ろに回すやつ?あれは練習が要ります、あれだけは訳分かんなくなった。
にしても録音されたコールがみんな叫んでる感じじゃなくてしゃべってる感じだったのでそれが何人も集まるとちょっと怖かった()
こればっかりはライブで声が出せるようになるように祈るしかないですね、宅録してるとどうしても周囲に配慮しないといけなくなりますからね。俺も早くゴーゴーワンダーラーンド!!!って言いたい。
でまぁアンコール。
アンコールのやり方も新感覚でしたねえ、声に出せない分手拍子で合わせるしかないんですけど、まぁみんなちゃんと合うこと合うこと。野球観戦のようでした。
パンプキンミートパイ。どうなんですかね。もちろんもちが作るなら喜んで食べますけどかぼちゃと肉って合うんでしょうかねえ、魔女の宅急便でニシンのパイを持っていったら「アタシこれ嫌いなんだよね」って言いながらしぶしぶ受け取るシーンを思い出しまして。僕も正直「ニシンをパイにするの...?」と昔から疑問に思ってました。かぼちゃはかぼちゃ、ミートはミートでそれぞれ別のパイにして下さい...という僕の食の好みは置いといて。
手拍子の楽しい曲です。パンっていう何ともリズミカルな二文字がふんだんに使われれば人間手拍子せざるを得ません。楽しいね。
ユメシンデレラなんかも前回のTrySailのライブで聴いてるんですけど、静かで落ち着いているような雰囲気をしていながら刻みが多くなって、明るい曲調ですごく良い。サビのスキップしながら歩いてる感じ。聴く専に近いライブにはもってこいの曲かなと思います。実際去年ライブ終わってから割と聴いてました。2番のBメロ終わりは反則です。会場で満面の笑みを浮かべながらうなだれました。
365×LOVEは信頼です。ハイ。実によい。僕もしっかりハマる。小久保祐希はえらい。よりみちサンセットも作ってるんだからえらい。Aメロが良い曲は総じて良い。(Bでもサビでもこれ言う)
3,6,5ってやる振り付けが可愛かった。
まぁその、いろいろ書いてきましたけど。変更点を受けた感想をば。
・ずっと着席
これはある意味楽でよかった。ライブの後にくる疲労ってだいたい手足なんですが、足にくる疲れは立ったり座ったりの繰り返しによるもの。公演中は着席しなければならないのでその動作が無くなって疲労感というものは無くなりましたが、ライブに行った感じはちょっと減るのかなと。
それ以外で言えば障害物がかなり少なくなる印象ですね。人間身長の大小はあれど座高になるとそこまで差が無くなります。となれば障害になるものは隣席の人くらいで、逆に演者が遠くなればなるほどよく見えるようになるので、オペラグラスがあるとなお良かったかも。
・席の間隔が空いている
まぁこれは先述の通りなんですが、これはかなり肯定的に受け止められるのかなと。視界が開けることもそうですし、隣り合わないことに関しては正直感染拡大防止というよりは、汗とかそういう「目に見える感染」のリスクが減るように思います。今回は晩秋でそこまで暑くはなかった(それでもインナー+半袖でしたけど)こと、着席強制ということもあって汗の飛び散りとかも心配は少なかったんですが、これが夏場なら暑いし汗は飛び散るしオタクはくさいし。これまでそういう状況を「まぁちょっと嫌だけどそういう場所だし」ということで割り切っていたんですが、そういうリスクが一定数取り除かれることになると一気に会場の快適度は増すんじゃないかなと思います。収束後も是非続いてほしいなとは思うんですが、これを行うに当たっては座席数を減らすので、動員数も減少し収入も減少するので、興行する側にとっては頭の痛い問題ですから、あまり現実的ではないのかなあというのが率直なところ。
多動オタクにとってはかなりありがたい施策なんです。荷物の置き場が出来る、隣人に当たることを気にしなくて良いとか。そもそも密集した場所があんまり好きじゃないので、僕みたいなわがままな人にはこれくらいやってくれた方が良いですね。動くことで広めちゃうと良くないので自分も十分対策する必要はありますけど。
・声が出せない
昨今のライブの大きな特徴といえばこれに尽きるでしょう。ライブの意味ねえよと。声が出せないで何を目的にライブに行くんだとでも言いたくなるんですけど、まぁこれがあることによって新たな視点を得られました。演者に集中できる。これまでコールのある楽曲やクラップなど(これはできた)リズムで盛り上げる芸当がオタクたちのアイデンティティだった訳ですが、これが封じられるといよいよオタクは路頭に迷い始めるので、流石に客商売、オタクを救済しない訳には行きませんから「踊ってみよう」だとか「コールを録音してね」とかいう施策も生まれるんですね。
オタクが声を出す場面は何もコールだけでなくてレスポンスもありますからMCでも拍手が基本。もちも言ってましたけど「次で最後です」っていう発言に拍手は変な感じなので結構戸惑いました、ただまぁやってみるとそこまで問題なかったかなというのが今の感想でしょうか。コールがうろ覚えでライブに行くのはちょっと...という人には安心してほしいなと思います。コールが出来ないですから。何なら全然曲を知らなくて地蔵になっても違和感がないんです。
見方によっては悪い面だけじゃなくていい面もあるのかなと。そう思いはしますけどやっぱり声は出したいですよね、中盤からの盛り上がる曲は本当にそうです、「イエーーイ!」とかすごく言いたいし、MCでも「えーーー」とか言いたいし。いよいよバイクのヘルメットのような物を被ってライブに行かなければならない未来が近づいてる気がします。
・スタッフが巡回してこない
これは終演後に気付いたものです。これもコロナの関係なんでしょうかねえ、接触をなるべく減らすという意味でもスタッフの巡回は省略されていました。いい意味ではあまり監視されている感じが無いので心置きなくライブを楽しめるというか。そういう感じです。UOのグルグルも散見されてたらしいんですが、それが規制されているような感じもなかったようで。僕の席からは孔雀も見えましたけど最後まで普通にいたので声掛けとかも規制されてたんでしょうね。孔雀といっても高輝度じゃなかったので、造りだけ改造したみたいな感じでしたけど。
悪い意味で言えばなんかあったとき大丈夫かなっていう所でしょうか。まぁこの情勢下で騒ごうものならこれまで以上に冷ややかな目で見られるし、本当にライブの中止につながりかねないですから、その辺は大分抑えられてたので、そこまで心配しなくていいという決断にでもなったんでしょうかね。
・手があげられない
何も持たずに手は上げてよいそうでしたが、ペンライトを持つとダメだそうで。そういう意味では手の疲れが無かったですね、腕を上げないでペンライト振れとなると必然的に腿上に腕を置いてペンライトを振るので想像するより楽でしたし、何より曲に集中も出来ましたから。
・アガパンサスって何よ
そう言えば植物好きとして特筆しておきたいことがありました。植物が子供のころから大好きなので、植物をテーマにした物事には「おっ」となります。
「アガパンサスをアルバム出る前から知ってた人~」って言われたときは心の底から拍手しました。何なら子供のころアガパンサスの葉っぱ食ったことあります、苦くてとてもじゃないけど食えませんでした()
ヒガンバナ科の植物で、属はアガパンサス。結構この辺はグレーです、植物学の世界ではここ最近遺伝子を基にした分類、APGが主流になりつつありますので、それに沿った分類だとこうなりますが、ユリ科だとかネギ科だとかいろんな分類があります。まぁみんな似たり寄ったりで、一応ヒガンバナとかネギとかの仲間です。
もちも言ってましたけど、割とその辺に生えてるというか、植わってます。一応野草じゃないので一般的という訳ではないものの、一軒家の開けた庭だったり緑地とかをのぞいてみると、5~7月頃ですかねえ、紫やら白やらのポンポンみたいな花が咲いてます。
もちの家にあるアガパンサスはまだ花が咲いてないみたいなので、フェノロジーなんかを考えると花が咲くのは早くても来年の初夏になるかもしれないですね、生育環境なんかにもよりますけど、露地栽培だったら恐らくそうです。でも写真とか見る限り鉢植えでしかも家の中で育ててる(と思う)のでもしかしたら普段咲かない時期に咲くかも。
あれ、一株だからいいんですけど、多分ほっとくと無茶苦茶増えます()
とりあえず、梅雨の中休み辺りに外散歩してみてください、恐らく一回は目にできると思うので。
まぁこんなもんですかねえ。
MCで可愛かったところは「ほらよ」とか言いながらも衣装を見せてくれるもちとか、前日に焼肉を食べてしまった話とか。僕も前日に壮行会ってな名目で焼肉食いましたよ、本当に顔がにやけてました()
妖刀アサクラはこの日も炸裂でした、「頭あるんですね」ってのとか、そうそうこれだよこれみたいな安心感。
なにより僕らに会えたことが嬉しいのか何なのか分からないんですけど、すごく楽しそうに歌ったり踊ったり、MCなんかも平常運転でねえ、ツッコミもあったりしてすごく充実してた。マスクしてるからまだよかったけど多分してなかったら悲惨ですよ。キモオタスマイル全開。0円。
さらに「カラオケボックスで歌や踊りを覚えた日も...」みたいなセリフがあったんですが、これがちょっと前の僕にピッタリはまってしまいまして、流石に笑ってしまって顔はうつむいてしまいました()
久々に現場に行ってきましたけど、いくら様式が変わっていようとライブはライブ。前日までのモチベの無さは恥ずかしく思うくらいには楽しかった。もちろん満足のいかないところもありましたけど、そこは致し方ない部分だったので興行的には大満足。
先述の通りもちに会えたことが本当に幸せでした。久々に生を実感しました。
まぁ感染対策だ何だと叫ばれる中での開催だったので、これまでに経験したことのないようなライブ形式でいろいろ慣れないこともあるのかなと思ったんですが、ライブ以外の場所で実践している内容がそのまま活かされているって感じで、特に戸惑いもなくスムーズに受け入れられたのかなと思います。特に球場で試合を見に行った時に行われていた対策に近かった。
特に物販制度に関しては結構良い試みというか、収束ないしは普遍化後も継続して行われていいのではと思います。実際現地ではカードを出さないので支払いにかかる時間はほぼ皆無、商品の選定を事前に行いながら買い物リスト作成も出来て一石二鳥。今までの面倒なリストへの記入と手計算も無くなって、スタッフの負担もちょっと減るのかもと思いました。ただ整列中に整理券確認の作業が増えたので、感染拡大防止の観点から言っても接触機会の軽減がされているかというとそこは微妙。販売スタッフの負担は減っても、確認スタッフの仕事は増加しちゃって、結局相殺された感じかなと。僕ら利用者も結局整理券の表示やらで支払い「まで」の待ち時間は多少なりともあるのですが、こちらは総合的に勘案すれば時短されたかなという印象でしたから、そういう結論に達しました。カードを出さなくていいというのは本当に感心しました。
新しいライブのスタンダードとして、座る、間隔を空けるというのもまた継続して考えてみてもいいのかなと思う事項。しかし声出しが出来ないのはライブという性質上盛り上がらないということは死活問題ですのでこのあたりをどう克服していくか。マスクつけてマウスシールドしてフェイスシールドしてやるんすかね。
今回のライブは今出来る対策の粋を集めて、どうにかこのレベルならいける最低限で言ってたのかなあという感じ。人の削減はそう、接触機会の削減、間隔空け、逐一の消毒、接触確認アプリの導入など、これからのライブでは必須になりそうな内容ばかりを経験しました。無論こんなことはない方が楽だし気兼ねなく楽しめるし、そんな日がまた戻ってくればいいなとも思ったんですが、今だからこそ顧みた時に「前々から必要だったのかもしれないなあ」と思うこともあり。ここまでやれば大丈夫だろうという安心感もありました。
未だ感染が広がっている訳で、様々な場所で行われている対策は恐らく今もなお試行錯誤の段階でしょう。結局はワクチンなるものが出来ていけば徐々に生活が元に戻る(もちろん良いところは残して)でしょうし、ライブの形式も今回経験したものとはまた別物になっていると思います。
今回のライブはなかなか会うことが出来なくなった今、明るくて楽しい未来を願いつつ、新しい生活の中懸命に生きる人(たち)へ、もちから贈られた一通の手紙というような意味合いで受け取っておきます。
今度は声で直接返事したいねえ。では。
p.s.
ライブの翌日は温泉2か所行きました。マジで最高。みんなも群馬行こうね。