すきなものごと、つれづれに。2

すきなものごと、つれづれに。2

管理人つむぎすとが興味を持ったことについて何でも話す備忘録のようなもの。 Twitterだと長すぎる物事はここに処分していく... カテゴリがめちゃくちゃ。

ライブについて

連投というのは昨今ではタブー感が薄れてきているのは他でもなくTwitterのせいかも知れません。

一昔前は掲示板の連投とか、なかなかにタブー視されていましたので、僕もギリその世代ということで少し気が引けていたのですが、まぁそういう時代に変貌してしまったものですから、今は何のためらいもなくタブーを犯していくことにしていきましょう。

無理に話すというのはきつくて、例えば関わりもしたくないような年の離れた人と愛想笑いをしながらお話しするようなもので、終わるとどっと疲れと達成感がやってくるので、今回のテーマのような比較的大らかな話題だと話しやすいかもしれません。

僕とライブというとそれは10数年前にさかのぼります。当時は00年代。アイドルといえばモーニング娘。が席巻していた時代です。

うちの父は人生の半分アイドルの追っかけなのではというくらいの筋金入りアイドルオタクでして...子供が出来てもその子供をライブの会場に連れてってしまうような人なんです。そういう訳でここまでさかのぼるということです。人生初のライブはいつでしょうね、鈴木亜美という人がいるんですが、その人のライブについて行ったのが初めてだったと思います。その後はモーニング娘。のライブですよ。今や聖地とまでなったSSAことさいたまスーパーアリーナにも行きました。ただ、その後はしばらくライブとは無縁の生活でして、グッズさえあればいいから、当たらんでもええやろくらいに思っていたんです。

それが、どうもここ最近は「あああああライブ行きたいいいいいい」というようになってしまったんです。どういう事なんでしょうね。

事の発端は2017年の5thライブのLVでした。当初はそれに行くことすら面倒に感じていました。ただ、物販に行くことは確定していたので、とりあえず会場であるSSAに足を運んでみたんです。そしたらもうなんだこれはといわんばかりの長蛇の列。それからアイドルマスターお約束の名刺交換が当たり前に行われている風景。僕はいい意味でとても大きなショックを受けました。人々はライブという催しものを心待ちにしている。それを楽しみたいと思う人たちがこんなにいると思うと僕の心の中は徐々にテンションが上がってきました。

まぁ、その後はLV会場に向かうんですが、僕はこの会場の選定が大きく関わっていたんだなあと。後になって考えてみるとですけど。映画館のやたらと大きいスクリーンに入るとまるでそこはライブ会場ではないですかと。これは今でも変わらないんですが、ライブ会場に行かないのにライブ見るってどういう事やねんと、そういう先入観のもとに行きましたから、そう思えても仕方ない空間にピカピカ光る棒を持った人たちで埋まった映画館という光景は異様という他無く、言いようもない高揚感が僕の身を襲ったのです。開演するや否やとてつもない歓声、コールが響くんです。つられて僕も声を出す。相手は回線で送られてきた映像の向こう側。すなわち実際には場を共有していない人々の姿が映し出されているのに、それを忘れさせる一体感が僕の体躯をぶん殴ってくる。僕の脳内は完全に処理落ちです。瞬きをすれば終わるような、光のようなスピードでライブは終わったのです。するとどうでしょう。終わっても今度は「アイマス最高!」とかいう言葉が館内を駆け回るんです。もう僕はここで洗脳完了です。ライブに行きたい。なぜもっと早くこれを知らなかったのでしょうと。

これが僕のライブにハマるきっかけと体験です。2017年の事なのにこんなに鮮明に覚えている。それだけの衝撃でした。

そのあと、とうとうライブに行くことが起こりました。それがアニサマ2017です。ライブに行くときは大体決まって高校の同級生と行くのですが、今回もそうでした。場所はまたしてもSSA。今度は物販だけでなく中に入ることが出来る...!もう感慨深くて興奮しっぱなしでした。モーニング娘。のライブ以来ですから、約14年ぶりにSSAの中へ入りました。あの雰囲気。曲が始まった時の熱気。いわゆる「ありえんよさみが深い」状態です。語彙力を失う。また行きたい。様々な言葉が駆け巡りました。

2017年はこれで終了したんですが、去年は違いました。もう味を知っていますから、好きなコンテンツのライブに関する事なら何でも行きたい。そういう一心で迎えました。ナナシス。7月20に決定。見た瞬間「行くぞ」。行きました。アリーナ。武道館のアリーナに足を踏み入れてしまったんです。演者たちは目の前に踊っているのです。これまでの映像ではない、それから天空席でもなく、実際に目の前にいるわけです。感動しました。ナナシスのライブという物はこれまで参加したことが無かったのですが、まぁやはり目が肥えてきたのか、ファンの統制はアイドルマスターに比べれば少しバラバラかななんて偉そうなことも口走るようになりました。こればっかりは歴史が違うので超えられない壁です。

それからというもの、アニサマナナシス2度とライブに行っていたのですがまぁどれも楽しい。いつやっても何やっても楽しい。

そんな中で私のライブ史上一番のツアーがやってきました。

それが6thライブ。実際にチケットをゲットしたのは西武2日目とナゴド1日目だったのですが、それ以外はLVに行きましたので、まあ実質全通でしょう()

そこで感じたことが、先述のLVは会場の選定が大きく関わるということ。どうも声が小さい。LVとはいえ声が出るという体験を最初にしてしまった私はここで現実を突きつけられました。やはり現地が至高、これを確固たるものとしたのはそういう雰囲気でした。

それだけにLVを確かに見はしたのですが、後述の現地での体験のインパクトの大きさがあって、正直あまり覚えていない...

ということで現地の体験をお話ししましょう。

西武ドームの2日目は前日にLVを見ていたこともあって入るやいなや感動。ファースト側の内野の天空席的なところからの観覧だったんですが、まぁこれが見渡しの良いこと。さすがは球場でした。実際、オープン戦で外野には入っていたのですが、内野から見るのは初めての事でした。といっても見るのは野球ではないので見え方は一概に言えないんですけど。

当時となりに座っていた方が名刺交換を申し込んできたときは正直狼狽しました。なぜなら自分は名刺を持っていないから。「いいんですか」ととっさに出たひと言は少し困惑させてしまったかなと反省です。「これがアイドルマスターなんだ」というような至極当然の感想を抱いて、名刺を作り始めるのは翌日の話。そういうきっかけ作りが出来るのもライブならではの醍醐味で、新たな楽しみを発見しました。

スパイスパラダイスが流れてくると人々が一斉にカレーメシのお面をつけて異様な光景が広がり、アイドルマスターならでは(?)の協賛企業での声出しが終わると、フランスよろしくメルヘンなメロディーが流れてくると同時にダンサーたちが舞台に登場していきます。そっからはもう超高速。歓声の嵐。覚えているのはこいっちゃん(小市真琴さん)と麻夏さんのキレキレのダンスと、in factの時の演出。もうそれくらいでしょうかね。あとはMCが結構面白い。高笑いする人、半ば脅迫のような発言とそれにおびえる人。実質猫発言。

やはりライブはいいわぁなんて普通の感想を抱きながらの幸せな帰路でありました。

同行者は前述の同級生で(名古屋も同じ)、彼は小梅Pなんですが、ライオンズのファンでもあり、ホーム球場でライブが見られることに幸せを感じていたようです。ハマスタでライブやらねえかな。写真 2018-11-11 15 02 05.jpg

名古屋は地元から離れることもあり、半ば観光気分で赴きました。

地下鉄はめっちゃ混んでいます。東山線は恐らく縦長の車体なのか、横幅が狭いのですぐ溢れるんです。

会場はナゴヤドームなので、ナゴヤドーム前矢田駅で降りるべく名城線に乗り換えるんですが、今度は本数が少ない。どう行くにせよ混雑は必至というところで土地の慣れのない我々は少し困惑したものです。

それから意外と駅から歩く。西武球場前駅は母体が鉄道会社ですからドームの距離も目と鼻の先なんですが、そう考えると少し遠く感じる...

広がるのは人、人、そして人。せっかく名刺を印刷してきたので配ろうということになったのですが、人見知りの私はなかなかそれに踏み出せず...www

周りの人が僕に交換を求めてくると、即座に応じるんですが、それを経験すると案外普通に交換は回れますね。バイト始めてから成長したかも知れないコミュニケーションの部分です()

交換をしてるとそれで会話が弾むわけです。それが楽しいの何の。次のライブではどんな名刺にしてやろうかなと。ちなみにこの名刺交換は2日目のLVに行く前にも現地に行ってやってきました。完全にハマってますね()

到着はそこまで早くはなかったので、とりあえずドームの中に入るんですが、券面に書いてある文字、何度読んでも衝撃でした。アリーナ。

まさかアイドルマスターのライブでアリーナ席を取れるなんて夢にも思っていなかったので、この点プレミアム会員だった同級生に感謝です。

席へ向かうんですが、どうも鼓動が早まる。それもそのはず、席に到着した時には目の前にステージがあったのです。そう、最前列。

もう泣きそうでした。一番推してるコンテンツのライブを最前列で見られるなんて。体中が震えていました。前回のようにメルヘンな音楽とともにダンサーさんが出てくるんですが、もう近い!ダンサーの顔や挙動の細かいところまでがはっきり分かるんです。これはヤバい。呟いたのを鮮明に覚えています。

そしてキャストの登場。信じられないことが起こりました。目の前に智絵里がいるんです。目を疑いました。そらそら(大空直美さん)が完全に智絵里である上、その人が僕の目の前にいるんです。ステージ広しとはいえピンポイントで来ますか。もうそれで記憶といい何と言いぶっ飛んでいきました。よくあるレポートを漫画で描く人がやる白い光線によって顔が隠れて「尊い...」とか言ってるアレです。ああいうのに実際なってしまったんです。ちぇりめりなんて流れてきた暁にはうなだれますよね。2018年で一番幸せな瞬間でした。でもやっぱりMCは面白い。ナナちゃん人形というのが名鉄百貨店前だったかな?にあるんですが、そのポーズで直立不動する人、台本を貰うやいなやちがうよーこれあたしのじゃなーいと言っては爆笑をさらう人、いつまでもモグモグ食ってる人、不思議な人たち。

現地の面白さというのは雰囲気を直接味わえることにあるんですが、生の音をライブという場で聞くことが出来るというのも一つ面白いところで、歌ったり、コールしたりするのもいいんですが、いい曲だなあとしみじみするのも良くて、秋風に手を振ってなんていうのは大変にきれいなメロディーラインなので、聞き入ってしまいました。かっこいい。そう、かっこいいといえばトライアドプリムス。みーんなオレンジの棒振りますね。分かる。振りまくりました。どうしてライブというのはここまでいいんでしょうか。

それから、演者さんと目線が合うかもしれないという可能性ですね。僕は合いました、誰が何と言おうとあれは合ったと思います。ハイ。

それも智絵里のそらそらですよ。昇天ですよね。手も振ってもらいました、恐らくあそこが僕の墓場なんでしょう。死んだらナゴドに埋めてください。(ベイファン)写真 2018-12-01 14 46 44.jpg

とまぁ..ほぼアイドルマスターのライブに関して書いていきましたけども、どのライブも楽しいです。いつもプレーしているゲームの曲をキャストさんが歌い踊り。そんなに機会があるわけでもない中でそれを見ることが出来るのは幸せな身分でしょう。2019年は忙しくもなりそうなんですが、心の癒しにやはりライブには行きたいなとも思っています。最近だとミリオンとかシャニマスがライブやるようで、行ってみようかなとも思うんですが、他のシリーズはちょっとかじる程度にしか知らないので、どう振舞ったら良いか分からず、とりあえず見送ることにしました。皆さん、ライブは楽しく、寛大に。鉄パイプとか持ち込む場所じゃないんで()

それでは。