先日バドミントンをしてきまして。サークルも引退した私は近頃滅多に運動をしないもので、ライブくらいしか体を動かす機会が無かったので、そろそろ体を動かしたいと思った故に友達含め3人でやってきたんですが、もう体が痛くて痛くて仕方がない。
その後カラオケでしこたま歌ったり踊ったり叫んだので喉も痛いという満身創痍さであります。よくもまあ中高生の頃は毎日のように部活に励んでいたなあと自分で自分が誇らしく感じる今日この頃です。
さて、今回はデレステとミリシタ、両アイマスリズムゲームにおける違いを私個人の主観的な目線でお話ししております。
今回のテーマは楽曲と3Dモデルでしたか。両ゲームを最も特徴づけるこの2つについてお話していきましょう。
楽曲
まぁアイドルマスターですから、曲の豊富さにはどちらにも定評があります。個人的な好みを申し上げるならば、曲の点ではミリシタ(ミリオンライブ)の方が好きなんですけども、あんまり今回は関係ないかもしれません。
デレステは2015年9月のリリース時点では29曲がプレイ可能状態であり、その後イベントなどで追加を続けて現在では185曲(属性別同タイトル楽曲含む)も遊べるようになりました。
対してミリシタでは2017年6月のリリース時点では15曲と非常に少なく、現在では90曲とデレステの半分にも満たない数となっています。
がしかし、これはどうしてもリリース時期が大きく影響してきます。また、後述のように曲の実装ペースはデレステに比べて若干早いということもありますので、恐らく今年中には100曲を超すものと思われます。
デレステでもミリシタでも、ゲーム発の楽曲という物が存在します。デレステでは「Snow Wings」がゲームで初登場となる楽曲で、2015年の12月と、リリース後3カ月で登場しました、ミリシタは「FairyTaleじゃいられない」がそうした楽曲で、こちらはリリース4か月後の2017年の10月に実装されました。
ということを踏まえれば、案外ミリシタは新規楽曲の追加間隔が空いている...ような気もするんですが、どちらも1カ月おきにイベントがやってきますので、要は始動時期が遅いというだけの事でしょう。
ミリシタでは新曲として実装されるイベントにプラチナスターツアー、プラチナスターシアターの2形式があり、前者がゲーム発の楽曲、後者が既知の楽曲を対象としたイベントになっており、その合間合間にミリコレなどが挟まるといった至ってシンプルなイベント周期を持っています。
デレステでは新曲追加が伴うイベントにいわゆる「アタポン」、LIVEParade、LIVEGrooveの3つの形式があり、それらが必ずしもゲーム発の楽曲の実装とも限らず、既にCDが発売されているもの、世に出回っているもの(CD化はされていないが楽曲として発表されているもの)も実装の対象になっているので、このイベントだから完全新曲なんだなということでもないのが特徴です。
デレステは既にリリースから3年以上が経ち、既知の楽曲をイベントにて追加するということはほぼ無くなりました。
そういう訳でアレンジを加えた楽曲、ゆずやももクロといった有名アーティストのカバー楽曲を実装するなどして、常に曲の追加を絶やさないような工夫がなされています。
個人的にそこに物を申すのであれば、既知の楽曲実装時にはメンバーを追加して再録したために原曲とは違う曲構成になっています。そういう訳ですからイベントバージョンと区別できる機能があるなら、他の楽曲にもそういう機能を追加してほしいものです。
あいくるしいとか、Lunatic Showなどね。
ミリシタはリリースからさほど時間が経っていないということもあり、そうした流れは見られませんが、結構な頻度で新曲を追加しています、特に通常コミュの更新頻度はデレステに比べてもかなり早く、約1カ月おきに新シナリオが追加されるので飽きが来にくいのも特徴です。
完全新曲と既知曲の追加、更にコミュの追加でひと月あたりに約3曲増えるので、新鮮さはデレステより勝っている感じはあります。
さらに舞台を765プロダクションとしているだけあって、ミリオンライブの楽曲だけでなく本家(ALL STARS)の楽曲も追加されるので、仮に2005年から発表してきた曲も今後追加するとなれば膨大な楽曲の追加がなされることになります。
その点楽曲の「ストック」には恐らく困っていないのではないかなと予想しています。 デレステもミリシタも「サプライズ実装」がありますが、ミリシタではそれにASの楽曲を使って古参P達を歓喜の渦に巻き込んだ事に対し、デレステではゆずの楽曲という大衆ウケのよい楽曲を追加して顧客の増加を目論むというような形となりました。
結果的に「顧客を喜ばす」という点では同じなのですが、それのターゲットがそれぞれ異なるのが双方の方針の違いというものなんでしょう。
実際デレステは中居くんやゆずといった著名人も出演するようなCMを2015年から放映していて、その種類は多岐にわたるのですが、ミリシタはヒロミの出てくるあのCMのみという訳ですから、ファン層の多様さではデレステの方が上になってくるんだろうな、と勝手に思っています。
とまあ、少し話は逸れましたが、楽曲の追加の仕方なんかでもどういうファン層を狙っているのかというのが想像出来るという訳です。
どちらに優劣を付けるかというと難しい話で、個人の好みに分かれていくんじゃないですかね。
デレステに関してはカバー曲追加企画なんかもありますし、どうせならjewelriesで収録された曲も追加してほしいなと思いますし、モバマスでは876とコラボしましたから、デレステでもコラボしてHELLOなんて追加してくれたら最高かなーって。
ミリシタはこれまでに765で生み出された曲は沢山ありますから、それをどんどん追加していったらよりコアなファン層や、復帰なんかも十分見込めるんではないかなと思います。まぁ、それぞれ運営の方向性に従うまでですけども。
3Dモデル
どちらも力を入れている分野でしょう。デレステは2015年で現在とほぼ遜色ないクオリティを実現していますから、開発時からどれだけの力をこの機能に注いできたかがよく分かります。
それゆえに沢山の動きがあります。 まずは正規配置時の専用エフェクト。アイドルを3Dモードで踊らせてみると、表情もころころ変わりますが、その中で例えばS(mile)ING!のセンターに島村卯月を配置した時、より笑顔が強調されるなど、オリジナルの編成を行った際にそのアイドルのみが見せる特別な表情をするといったものです。
その他、恋が咲く季節での喜多見柚や、メルヘンデビューの安部菜々などはその顕著な例です。リリース当初は実装されていなかったと思いますが、少なくとも2016年には実装済みだったと記憶しています。 正規配置である藤原肇と同位置に配置された水本ゆかりを比べると前者の方が頬を赤らめているのが分かる。
次に衣装が豪華。デレステの衣装は小林幸子しか着ないんじゃないの!?って言うような豪華な衣装を身に纏うSSRも存在します。
造りも実に精緻で、アイドルにぴったりな衣装をこだわりを持って制作しているというのがよく分かります。
SSRだけでなく通常の衣装も最近は力を入れているようで、通常衣装をカスタマイズ出来るというユーザーの楽しみを増やす要素も追加され、SSRが無くともMVを楽しむことが出来る工夫もされています。 カスタマイズすることでより曲の雰囲気に合わせられる。
後はアイドルの多さ。これは根本的な要因ですが、現在183人のアイドルのモデルが存在していますが...と普通に183と言っていますけども、ハッキリ言って異常です。
これだけの数のモデルを無料ゲームで見ることが出来るんですから、素晴らしい時代に生まれたもんです。
リリース時はさすがに全員を一気には登場させることはせず、59名でスタートしました。それから2017年まで、長きにわたり追加を続け、ようやく現在の183人になりました。
実は千川ちひろも3D化されていて、エイプリルフール限定のシナリオでお願いシンデレラを踊る姿が見られました。現在は見られないので、183人としてカウントしていますが。
ミリシタでもやはり目を見張る機能は多く存在します。一つは何といってもホーム画面にも動くアイドルがいるということです。
デレステはカードの画像が背景となったホーム画面ですが、ミリシタは、シアター内の4つの舞台で動くアイドルを見ることが出来ます。触ればコミュが始まったり、アイドルから話しかけたりしてくるなど、リリース当時はたいそう驚かされたものです。
そしてそのモデルがLIVEにも登場するので、まさにアイドルが「着替えて」ステージに登壇する姿を見ることが出来ます。 ホーム画面ではアイドル同士会話することも。
衣装も一つ特筆すべき点でしょう。デレステに比べると派手さは少ないのですが、とにかく種類が豊富なのが特徴。
課金せずに手に入る通常衣装だけでも片手では数えきれないくらい存在しており、着せ替えも楽しめる要素の一つになっています。
またSSRの衣装は2パターン存在し、スターランクを4にすることで同一衣装の色違いを手に入れることが出来るというおまけ付き。
他には、デレステでは通常のライブをプレーする際、ユニット編成画面では衣装の変更ができませんがミリシタはそれが可能で、衣装が揃っていないというような事態をライブ直前に、簡単に解消することが出来ます。
またカードの扱いがデレステとは異なり、同一アイドルの異なるSSRを所持した時、別の衣装を設定させることも出来ます。 衣装の種類は豊富。メンバーは...お察し下さい
ミリシタの特徴である音ゲー中に来る「インターバル」。ここまでにフルコンボだとこのように特別演出がある。
デレステでは専用エフェクトが存在しますが、ミリシタにはそれが存在しません。その分ダンスで差をつけているような面が見受けられます。
特にUNIONなどのフォーメーションダンス実装曲では属性別に登場の仕方が異なる、どこに配置しても同じように踊り分ける、更には歌い分けるといった機能があり、フルボイスの恩恵をフルに生かしているので必見です。
また様々な人数でのライブが行えるのも特徴で、5人を基本としつつ、2,3,4,13といった曲の歌唱人数に合わせてMVが設定されています。特に13人が同時に登壇して踊る姿は圧巻です。
デレステは3Dモデルの登場機会がMVのみのため、非常に豪華な衣装やこだわりが垣間見える一方で、若干カードの絵柄とは異なる表情やデザインが成されている事もあります。
これらに関しては非常に高頻度で修正が加えられており、髪の色や目の形、更には体形など、細かい部分でのマイナーチェンジが行われています。
ミリシタではMVだけでなくホーム画面でも3Dモデルが登場するため、軽量化に努めたものになっています。
それ故動きがそこまで豊かではなく、デレステと比べるとその部分は劣っているように見えますが、それでもMV中の演出は劣るどころか勝る部分も多々あり、表情もキャラデザを忠実に再現している点では非常に精巧な物と呼べるでしょう。
ということで今回も二つのテーマについて自分の思うことや考えを吐き出しました。
ちょっと前にミリシタとデレステの比較で、「デレステはこうなのにミリシタには魅力がない!デザインがチープ!」という旨のツイートを見かけたのですが、まぁこう思う人もいるのかなあというのが正直なところです。
造りが適当かと思うのは人それぞれですから、運営も結局は人ですから、これで行こうという判断を下すのも人で、それを受け取るのもまた人。どう思うかは自由ですよね。
まぁ、それをデレステと比較して、こっちがこうなんだからこうしろなんて言われても、それは愚痴で言うんじゃなくて制作陣に直接言ってくれって言う話になりますけど。
デレステの衣装はもう十分すぎるほどに精巧な作りをしていますが、やっぱり「3D感」というものはかなり感じられまして、絵ばっかり見ている人からすると自分の持っているイメージからの乖離というものが起こっているなあと思っています。
その点はデレステよりもミリシタの方がイメージとの乖離が少なく違和感があまりなく接せているので、個人的に「デレステよりミリシタの3Dの方が完成度は高いんじゃないの?」なんていう考えを抱くようになるのはそういう理由なんだと思います。
まぁやっぱり常々から申し上げておきたいことは、「人には人の考えがある」ということを念頭に置いておけば、色んな事が許せるようになると思う、ということです。
結局貯めすぎても爆発しちゃって駄目なんで、どっかで「なんだこいつクソ野郎だな」みたいに言ってしまうのもたまにはいいと思いますけどね()
まぁブログ書く前は色んな事を書こうと頭の中で思考を巡らすんですが、いざ書くとなると忘れちゃうんですよねえ。
書いてる間もいろんな事情で中断しちゃったりしますから、今度からどっかにメモ書きでもしておきましょうかね。そうなると備忘録の備忘録とかいう今井加奈状態になるので止しておきますが()